漆喰のイメージ

※写真はイメージです。

防汚・防藻・防カビ。
漆喰の質感を守る高機能仕上げ材。

「プラスタガード」は、無機質仕上げ材として、有機系塗料では対応できない歴史的建造物の改修に最適な保護材です。
日本の伝統的な漆喰壁にも使用可能で、防カビ・防藻・防汚機能を備え、漆喰本来の質感と美観を損なうことなく保護します。
吹付けまたはローラー施工が可能で、高い機能性と品質を兼ね備えた仕上げ材として、漆喰壁の再生・保全におすすめです。

漆喰用防汚保護剤「プラスタガード」

プラスタガードの7つの強み

  • Feature 01不燃・無機質素材で、下地をしっかり保護
  • Feature 02高い白色度で、漆喰調の自然な仕上がり
  • Feature 03透湿性に優れ、塗膜の膨れや結露を抑制
  • Feature 04防汚・防カビ機能で、美観を長期間キープ
  • Feature 05紫外線や風雨に強く、優れた耐候性を発揮
  • Feature 06再塗装(リコート)が容易で、改修も安心
  • Feature 07塗膜の膨れ・剥がれが起きにくい構造

プラスタガードとは

環境変化によって高まる漆喰保護の重要性

近年、大気汚染や酸性雨の影響で、漆喰は中性化や汚れ・劣化にさらされるリスクが高まっています。この傾向は以前よりも顕著で、建築物の外観や性能に影響を与える原因となっています。

リニューアルにも新築にも対応

プラスタガードは、既存漆喰のリニューアルにも、新築時の保護材としても有効です。塗膜の膨れや剥がれを防ぐ構造を持ち、施工後の安定した美観と性能を維持できます。

撥水性と透湿性の両立

高い撥水性により、雨や汚れの付着を防止します。さらに、水蒸気や二酸化炭素を通す透湿性があるため、塗膜で壁を密閉せず、漆喰本来の通気性・調湿性を損ないません。この構造が、内部結露や塗膜膨れの防止にもつながります。

外観と耐久性を長期間キープ

プラスタガードは、耐候性・耐大気汚染性・耐細菌性にも優れており、施工直後の美観を長く保つことができます。公共建築物や歴史的建造物など、外観の維持が求められる場面にも最適です。

持続力のある撥水性

一般的な撥水材は、漆喰に対しておおよそ2〜3年で効果が薄れてしまうといわれています。
しかし、プラスタガードは10年以上の撥水性能を持続し、長期的に壁面を保護します。

撥水性が長く続くことで、雨上がりの表面が素早く乾燥し、カビやバクテリアが定着しにくい環境をつくります。

また、漆喰は本来高いアルカリ性を持ち、カビが生えにくい素材ですが、時間とともに中性化が進むことでカビのリスクが高まります。
プラスタガードは、湿気を断ち切って常に乾燥した状態を保ち、カビや藻類の発生も抑制します。

プラスタガードの無機鉱物

漆喰の性質を活かす通気性仕上げ材

漆喰は空気中の二酸化炭素と反応し、元の石灰岩と同じ成分に戻ることで、強固な壁面を形成します。プラスタガードは、通気性を備えた白色仕上げ材のため、漆喰が本来持つ呼吸性や硬化反応に影響を与えることはありません。

耐久性に優れた無機鉱物を主成分に使用

プラスタガードは、主に無機鉱物を基材とした塗材で構成されています。その構造は、Si-O-Si(シリカ骨格)により化学的に安定化されており、塗膜として高い耐候性と耐退色性を発揮します。さらに、使用している鉱物成分は、紫外線・赤外線・風雨などに対して高い耐久性を持ち、長期間にわたり美観と保護性能を維持します。

荷姿 設計価格(税込) 仕切り価格
セット ¥19,000 要条件確認
  • 運賃は別途になります。

JIS A 6909試験に基づく性能データ

本商品は、JIS A 6909「建築用仕上塗材」に基づく各種試験を実施し、所定の性能基準を満たしています。

試験項目 品質規格 試験結果
塗膜外観 JIS K 5863 塗装の外観が正常である
ひび割れ抵抗性 ひび割れがないこと 合格
付着強度 耐水一次 JIS A 6909(標準) 20.1kg/㎡
耐水二次 JIS A 6909(10日間浸漬後) 21.5kg/㎡
耐水性 JIS K 5400(常温水10日間浸漬後) 異常なし
透水性 JIS A 6909 0.4ml
耐洗浄性 はがれ・摩耗による基盤の露出がないこと 合格
耐衝撃性 ひび割れや著しい変形、はがれを生じないこと 合格
耐アルカリ性 割れ・膨れ・はがれ・軟化溶質がなく、侵されない部分に比べて、くもりや変色が著しくないこと 合格
耐候性 ひび割れ・はがれがないこと 合格
  • 素材調整として、ごみ、エフロレッセンスなどの付着物を除去し、乾燥させ清浄な面とする
  • クラック、欠損などの下地補修をする
  • 下塗りとして、アクアコート(プライマー)を塗装する(1時間以上養生)
  • プラスタガードで1回目の上塗りをする(1時間以上養生・指接触乾燥後)
  • プラスタガードで1回目の上塗りをする(6時間以上養生)
  • 完成

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  • 降雨、降雪が予想される場合や風の強い日、気温5℃以下の場合は施工しないでください。
  • プラスタガードの塗布後12時間(20℃)は、水がかからないように養生してください。
  • 作業の際は、換気のよい場所で行うか、局所排気装置を設置してください。
  • 適切な保護具(保護眼鏡、保護手袋、マスク、エプロンなど)を着用してください。
  • 子どもの手の届かないところで保管してください。
  • 凍結防止のため、0℃以上で保管してください。
  • 詳細は製品安全データシート(MSDS)をご覧ください。